ローン審査に通らない原因を探って今すぐ対策
> > 油断は禁物!国の教育ローン審査落ちも少なからずある!?

油断は禁物!国の教育ローン審査落ちも少なからずある!?

生活していく中で人生の節目は何度かあるのですが、そのタイミングにおいて、お金が掛ることはよくあります。特によく耳にするのは、教育費用です。

小さいうちはまださほどお金は掛らないのですが、例えば、幼稚園→小学校→中学校と上がっていくにつれ入学時の費用は上がっていきます。

そして義務教育を終えると、それまで費用の掛らなかった授業に対しての費用も掛ってきます。特に大学ともなれば、数十万円でもすみません。

そこで出てくるのが、教育ローンです。しかし教育ローンも当然、審査があります。国が扱っている教育ローンも例外ではありません。

教育ローンも様々!扱っている金融機関はたくさんある

人生設計を立てていても費用が掛る時は、掛るもの。結婚や出産もそうなのですが、何度も繰り返されるようになれば、慣れてお金が掛らなくなるわけではありません。

現実問題として費用が大きく掛っているのは、子どもが大きくなってからになる場合がほとんどです。もちろん幼稚園や小学校でもかばんや体操服、シューズなど、細かい費用は掛ります。しかし、義務教育の場合は授業料も掛らないので、まだなんとかやりくりできる、という人も多くいます。

しかし子どもが成長し、高校、専門学校や大学となってくるとそう簡単にはいきません。そもそも子ども一人が成長するのに1,000万円掛ると言われている時代です。

先を見越してある程度の貯蓄をしていたとしても、進路の方向性によっては想定以上に費用が掛ることも考えられますし、ある日突然、就職する予定だった子どもが「大学に行きたい」と言うこともあります。

どんなのがある?どんなところが扱っている?教育に掛る借金について

それこそ進学、特に大学や専門学校に入る時には、まとまったお金が掛ります。しかも、小学校や中学校のことを思うと倍以上掛ります。おおよそ数十万円~下手をすれば100万円程度は掛ります。

お金が用意できるよう貯めていたのならばいいのですが、やはりなかなか難しいもの。そんな時に教育ローンは役に立ち、また借金の理由には成りえます。

では実際に教育ローンを考えた時、どのような教育ローンがあるのか、またよく耳にする奨学金とはどう違うのか、考えてみたいと思います。

教育に関係する費用調達方法のいろいろ

  • 国の教育ローン(日本政策金融公庫)
  • 銀行の教育ローン
  • 消費者金融のカードローン
  • 学校提携の教育ローン
  • 奨学金

大抵の人が思いつくかもしれません。公的機関か金融機関から借りるのが一般的です。

どちらがいい?奨学金と教育ローンの違いとは

教育ローンにもいくつかあるのですが、それ以外に奨学金があります。

が、その教育ローンと奨学金の違いについて、明確にわかっている人は意外に少ないです。まずは、教育ローンと奨学金の違いについて確認したいと思います。

奨学金とは
進学が難しい人を援助する制度。学費の一部を負担すたり、貸しだしたりする。国や市町村などの公的なものと、民間のものがある。

奨学金を申請できる条件

  • 学力がある
  • 進学する意思がある
  • 家庭の経済状況により進学が難しい
教育ローンとは
学力に関係なく、使途理由が教育関係ならば借りることができるローン。単純に学費だけでなく、塾代などにも使える。

奨学金と教育ローンの違い

  奨学金 教育ローン
契借主・返済 学生本人 保護者
窓 口 在籍している学校 金融機関
申込時期 決められている いつでも可能
審 査 あ り あ り
利 息 在学中は発生しない
~3%
借りた翌日から発生
2~10%ほど
借り方 毎月の振込 一括で振込
返済開始時期 卒業後~ 借りた翌月~

こうやってみると、同じ教育の為にお金を借りるとしても、ぜんぜん別物ということがわかると思います。

国の教育ローンが金利が安くて借りやすい?それは本当?

公的機関が取り扱う教育ローンとして誰もが「国の教育ローン」と口にするのが、日本政策金融公庫が取り扱っている「教育一般貸付(国の教育ローン)」です。

当然ですが、使途理由は入学や授業料だけでなく、海外留学の費用や資格取得費用、それだけでなく、在学時に必要なアパート代やパソコン代など、教育全般に使えます。また、奨学金と併用するのもOKです。

商品概要

利用条件 対象となる学校に入学
在学する人の保護者(主に生計を維持されている人)
世帯年収(所得)が、条件を超えていない人
利用対象となる学校 修業年限が原則6ヵ月以上で中学校卒業以上となる人を対象とした教育施設
(大学・大学院・専修学校・各種学校・予備校・高等学校・高等専門学校・外国の高等学校、職業能力開発などの教育施設 など)
※義務教育期間中は対象外
使い道 学校納付金
受験費用
在学に必要な住居費用
教科書や教材費
国民年金保険料など
限度額 350万円
外国の短大・大学・大学院に6ヵ月以上在籍する資金の場合、450万円
金 利 1.9%(固定金利・保証料別)
母子家庭または父子家庭または世帯年収(所得)200万円(122万円)以内の場合、1.5%(固定金利・保証料別)
返済期間 ~15年
(交通遺児家庭・母子家庭・父子家庭または世帯年収200万円(世帯所得122万円)以内の場合は18年)
返済方法 元利均等返済
※在学期間中は利息のみ支払いも可能
(元金据置)
保 証 (公財)教育資金融資保証基金または連帯保証人
必要書類 申込書
運転免許証またはパスポート
住民票の写しまたは住民票記載事項証明書
源泉徴収票または確定申告書(控)
預金通帳
必要に応じて受験合格を確認できる書類
在学を確認できる書類
世帯年収(所得)の上限額緩和希望に必要な書類 など

※金利は金融情勢によって変動あり

こうやって見ると、一般的な教育ローンよりも事細かに決まっている印象を受けるかもしれません。

気付かない人もいるが世帯年収(所得)に上限枠がある点は要注意!

通常ローンを申し込む時に下限年収が決まっている場合もありますが、この国の教育ローンの場合、年収の上限金額の条件があるのが大きな特徴の一つになっています。

公的機関が取り扱っているという点がここに関係しているからと言えるでしょう。

この世帯年収の上限額も、当然子どもの数で違ってきます。

子どもの人数 世帯年収(所得)の上限額

人 数 金 額
1人 790万円(590万円)
※990万円(770万円)
2人 890万円(680万円)
※990万円(770万円)
3人 990万円(770万円)
4人 1,090万円(860万円)
5人 1,190万円(960万円)

※がついている金額ですが、これらの要件のうちどれか1つに該当する場合には、990万円(770万円)まで上限額が緩和されます。

  • 勤続または営業年数が3年未満
  • 居住年数が1年未満
  • 世帯のいずれかの人が自宅外通学(予定)している
  • 借入申込人またはその配偶者が単身赴任
  • 今回の融資が海外留学資金
  • 借入申込者の年収(所得)に占める借入金返済の負担率が30%を超える
  • 親族などに要介護(要支援)認定を受けている人がいて、その介護に関する費用を負担している

ただ、このことを知らずに誰もが申し込めると思い込んでいる人も多くいます。そういう人には、意外な盲点と言えるかもしれません。

審査には通常のローンよりも時間が掛る?早めの対応が必要!

現在、一般的なカードローンなどでもよく見かけるのが「即日融資対応」の文字。各金融機関の教育ローンにおいても、長くて10日ぐらいでしょうか。

それに対して、国の教育ローンは、少し時間が掛ります。

融資までの流れ
申し込み

審査結果の連絡・書類の郵送

書類の提出

契約

融資

よくあるローンの流れとほぼ同じと考えていいかと思います。ただ、流れはほぼ同じとしても、時間の掛り方が違います。

国の教育ローンの場合、20日前後かかるとみられます。一般的な教育ローンの倍かかると考えてよさそうです。この教育ローンだけの問題ではないのですが、注意が必要なのは、入学前などは申し込みが集中してしまい、時間がそれ以上に掛る可能性もあるということです。

こうやって見ると、銀行や消費者金融などの金融機関よりも条件が細かったりします。

金利などのメリットや優遇的な処置はあるものの、借りやすさやスピードなどを考えるとあまり「借りやすい」とは言い切れないようです。

もちろん、多少の手間や時間は気にならない、急がないような人には国の教育ローンはオススメと言えるかもしれません。

意外にも審査落ちはある!国の教育ローンはどんな場合に落ちるのか

審査には20日ほど掛ると、銀行などの審査よりも時間がかかるのはわかりました。

その分、消費者の味方とも言える公的機関だから審査においても他よりかなり優遇されているのではないか、と思う人は多いでしょう。しかし実際には、審査が緩いとは言い切れません。(そもそもどんなローンでも、審査が緩くては意味がないでしょう。)

特に年収等の条件に気づいていない場合は、早々に審査に落ちてしまう可能性があります。というよりも申し込みが難しいでしょう。

もちろん審査はあります。ということは、その人の状況によっては審査通過が厳しいのは当然かもしれません。

審査はどこも同じ?信用情報に傷があれば当然借入は難しい

「国の教育ローン」の言葉を見て、誰もが「国」という点にまず目がいくでしょう。そこから審査が緩いイメージがあるかもしれませんが、当然審査は審査です。

一般的に聞く、審査に通らないような理由では、この国の教育ローンにも通らないと考えてもおかしくありません。

よくある理由

  • そもそもの融資の条件にあてはまらない
  • 過去に延滞や自己破産等の信用情報に傷がある
  • 他での借入残高が多い
  • 返済の見込みが少ない(属性が低い)
  • 学校への納付時期に間に合わない

一般的に言われている審査に通りにくい理由と同じです。お金を借りるという点では、同じですから。

確かに条件等を見ると、民間の金融機関よりは審査に通りやすいのでは?と思ってしまうかもしれません。金利を見ても消費者に優しい、そう思うでしょう。

ただ、返済を考えれば民間の金融機関よりも優遇されていると考えてもいいのかもしれませんが、返済の見通しがない人にお金を貸すところは基本的にはありません。

例えば過去自己破産していれば、「この人は返済してくれないのでは?」と思われても仕方がない部分もあるでしょう。元々の借金が他にまだたくさん残っていれば、教育ローンへの返済が難しいだろうと判断されるのも仕方ないかもしれません。これは、ローンになるのですから。

上記にある「学校への納付時期に間に合わない」のは、本当は審査に通らない理由とは少し違いますが、上記でも融資までの時間には触れたのですが、審査に通っても結果的には希望の学校へ入れなくなってしまいます。気をつける必要があります。

国の教育ローンだから大丈夫と思っている人は多いのですが、いづれにしても油断は大敵です。

奨学金という手もある!ただし早めに動くことが大切

最初に触れたのですが、必要なお金を借りるのに、「奨学金」という方法があります。奨学金と教育ローンを併用することは可能なので、まずこちらを考える、または、国の教育ローンの審査に落ちたらすみやかに奨学金も考慮することも視野に入れた方がいいのではないでしょうか。

代表的な奨学金として「日本学生支援機構」が扱っているものがあり、そこの奨学金には3つの種類があります。

  • 第一種奨学金
  • 第二種奨学金
  • 入学時特別増額貸与奨学金

それぞれに条件から利息、貸与額が違います。また、入学金や学費等の納入時期を考えると予約の形で申し込む必要が出てくる場合があります。予約の形で高校3年の時期に申し込む場合には時期が決まっているため、タイミングを外すと間に合わなくなってしまうので要注意です。

もちろん奨学金を扱っている所はここだけではありません。市町村や新聞社など、さまざまな所で奨学金制度を取り入れているところはあります。

ただ、よくネットなどの相談内容を見ると、時間がない、間に合わない、等の話があります。予約の形の場合、入学先が決まっていなくとも申し込みはできるので、早めに対応を考えておいた方がいいでしょう。

国の教育ローンも奨学金も無理?そんな時は他金融機関の教育ローン!

もし、タイミング的に時間がない、急いでいる、国の教育ローンの審査に落ちた、など困っている場合には、金利はこれらに比べて高くはなっているのですが、民間の金融機関の教育ローンに申し込む方法もあります。

金利が高い=審査が緩いわけではないのですが、それぞれの金融機関の審査基準に特徴を持っていたりします。それこそ本当に緊急を要する場合には、教育ローンではなく、最終手段としてカードローンやフリーローンを考える、という方法もあります。

他の教育ローンだって十分活用できる!早めに対応、そして諦めない

国の教育ローン以外については軽く触れる程度ではありますが、確かにいくつかの方法はありますし、その中でも審査基準の違いはあります。

確かに、過去に債務整理をしていたなど、審査的にはかなり厳しい人もいるかもしれません。しかし、救いの手はどこかにあるものです。

それがギリギリのタイミングとなると、その手段を見つけることができずに終わってしまう可能性があります。

まずは、早めに融資可能な機関を探すことです。

奨学金と教育ローンを上手く使いこなせば、利息も少なくすむことも可能です。もちろん、奨学金の申し込みは子ども、教育ローンの申し込みは親と、そこには親子で協力する必要はあります。

受験そのものも同じことが言えるでしょうが、一番大切なのは諦めない、ということではないでしょうか。

トピックス
ページトップへ