ローン審査に通らない原因を探って今すぐ対策
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公務員は車のローン審査に通りやすい?職業と審査の関係とは

車の高価なものなので、車を買う時現金一括で買えるという人はあまり多くないのではないかと思います。そのような時に考えられる方法として、ローンを組むというものがあります。しかし、ローンは申し込めば誰でも利用できるというものではなく、ローンを利用するためには審査に通らなければなりません。

ローンの審査は、様々な項目を元に行われるものなのですが、その中で確認される職業も、審査結果に関係してきます。公務員は車のローンの審査に通りやすいという噂を聞いたことがある方もいらっしゃるかと思いますが、本当にそのような影響があるのでしょうか。

結論から言えば、公務員は車のローン審査に通りやすいというのは事実です。では、なぜそう言えるのか、公務員以外の人はどう判断されるのか、車のローン審査の内容について見て行きたいと思います。

車のローンはどんな種類がある?

車のローンには、いくつか種類があります。そこで、どのような種類があるのか見てみます。

  • 自動車ディーラーのローン
  • 金融機関の車専用ローン(銀行、JA、信用組合など)
  • 損害保険会社の車専用ローン
  • 車向けに限らない、一般的なフリーローン・カードローン

それでは次に、それぞれのローンについて、特徴をまとめてみたいと思います。

自動車ディーラーのローン

自動車ディーラーというのは、新車または中古車を販売する販売店のことを言います。自動車ディーラーのローンは、その販売店が提携しているクレジット会社のローンを利用するというのが一般的です。では、自動車ディーラーのローンの特徴をまとめてみたいと思います。

メリット

  • 自動車の購入手続きと一緒に行えるので利用が簡単
  • 土日でも利用できる
  • 審査が甘い
  • 審査が早い

デメリット

  • 金利が高い
  • 選択の幅が少ない
  • ローンの支払いが終わるまで車の所有権はディーラーかクレジット会社になる

自動車ディーラーのローンは、車を購入する時に合わせて審査の申し込みができます。そのため、ローンを組むためだけに例えば銀行などの別の場所に行かずに済みます。また、車の購入時に手続きできることから、土日でも申し込みができるのもメリットです。さらに、審査時間が短くて済みます。

それから、車の営業担当者が車を売るためにはローンを通すことが必要なため、ちょっとローンを組む上で審査が厳しいと考えられる場合でも、営業担当者がローンの交渉をしてくれることもあり、審査に通りやすくなっています。

しかし、提携先のクレジット会社を利用することから、自分でローン商品を選ぶことができません。そのため、提示される条件に従う形になるため、金利が高い商品でも他のものを選ぶことができないという形になります。

また、自動車ディーラーのローンの場合、提携先のクレジット会社から紹介先のディーラーにお金が支払われる仕組みになっているのが一般的です。その場合、その分も金利に上乗せされるので、金利が高めになります。

それから、ディーラーのローンを利用した場合、ローンの支払いが終わるまでは車の所有者はディーラーかクレジット会社ということになります。つまり、車が担保に入っているということですね。

したがって、担保があることが理由で審査に通りやすいという側面がある代わり、車のローンが終わる前に車を買い換えたい場合、残金を一括返済しなければならないなどの難しさもあります。

金融機関の車専用ローン

銀行やJA、信用金庫などの金融機関の車専用ローンの特徴は以下の通りです。金融機関によって様々な呼び方がありますが、カーローンやマイカーローンなどと呼ばれます。

メリット

  • 金利が低い
  • 選択肢が広い
  • ローンを払い終わらなくても車の所有権は自分になる

デメリット

  • 車の購入とは別に手続きが必要
  • 審査に時間がかかる
  • 審査が厳しい

金融機関の車専用ローンを選ぶメリットは、金利の低さと選択肢の広さです。いくつかの商品を比較して、より有利な商品を選ぶことが可能ですし、金利もディーラー系のローンに比べて低く設定されています。それから、車の所有権がローンを払い終わらなくても自分になるのも特徴です。

その代わり、金融機関の車専用ローンを申し込む場合、車の購入とは別に手続きが必要になりますので、手間や時間がかかります。特に、JAの車専用ローンは手続が煩雑な傾向にあります。また、その金融機関が対応している曜日にしか手続きができません。さらに、審査に時間がかかり、基準が厳しくなっています。

損害保険会社の車専用ローン

自動車のディーラーや金融機関以外にも、損害保険会社にも車専用のローンを扱っているところがあります。損害保険会社の車専用ローンの特徴は以下の通りです。

メリット

  • 金利が低い
  • ローンを払い終わらなくても車の所有権は自分になる

デメリット

  • 車の購入とは別に手続きが必要
  • 審査が厳しい

損害保険会社の車専用ローンは、金利が金融機関並みの低い設定となっています。また、金融機関を利用するのと同じように、車の所有権はローンを払い終わらなくても自分になります。

デメリットとしては、車の購入とは別に手続きが必要なること、審査が厳しいことが挙げられます。

フリーローン・カードローン

車の購入資金に充てるためであっても、必ず車専用のローンを選ばなければならないということはありません。それ以外に、資金使途が限られない、フリーローンやカードローンを利用するという方法もあります。それらの特徴は以下の通りです。

メリット

  • 審査が甘い
  • 審査が早い
  • ローンを払い終わらなくても車の所有権は自分になる

デメリット

  • 車の購入とは別に手続きが必要
  • 金利が高い

フリーローンやカードローンは、資金使途自由なローンです。中には即日融資が可能なものもあるほど、審査は早く、また審査基準も甘めに設定されています。しかし、金利が車専用のローンに比べて高くなるため、車の購入を目的として組むローンとしてはお勧めできるものではありません。

ですが、別の車専用のローンの審査に通らなかった場合、フリーローン・カードローンであれば審査に通る可能性が残されています。そのため、車専用ローンに通らなかった時の選択肢として考えることができるローンです。

車のローン審査の内容を知ろう

上記のようにいくつか種類のある車のローンですが、車のローンを利用するためには、どの種類のローンであっても審査を受けてそれに通過する必要があります。そこで、車のローンの審査基準はどうなっているのかについて見て行きたいと思います。

まず、利用する車のローンの種類によって審査内容が違うのかということからですが、それはありません。違うのは、同じ項目をもとに判断した際に、その人を審査に通すかどうかの判断基準です。

それでは、どのような項目が審査の際に見られるのかまとめます。

  • 年収
  • 勤務先・職業
  • 年齢・勤続年数
  • 勤務形態
  • 借り入れ履歴
  • 信用情報に関する事故情報

次に、それぞれの項目がどのように影響するのか確認したいと思います。

年収

収入が低いと、どうしても返済能力という点で疑問視されてしまいます。そのため、年収が低いと審査に通りにくくなるのは事実です。しかし、年収が低いと一律にローンの審査に通りにくいというのではなく、借りたい金額との兼ね合いもあります。

返済がきちんとできるだろうと判断される基準として、年収の35%という数字があります。そのため、借りたい金額が年収の35%以内であれば、ローンの審査に通る可能性が上がります。つまり、年収が低くても、ローンの金額がこの数字におさまる範囲であれば、審査に通る可能性があるということです。

これは、借り入れをしようとしている車のローンの金額だけではなく、住宅ローンやフリーローンなど全てのローンを含めての数字となりますので、すでに何らかのローンを組んでいる場合はその金額も合わせることになりますので、注意が必要です。

勤務先・職業

勤務先に関しては、勤務先の規模や職種が見られます。また、その人個人の職業も影響してきます。これには、安定した職場であるかどうか、つまり辞めにくい職業であるかどうかが関係しています。

安定した職場として見られるのは、勤務先の規模が大きいところです。また、安定している職業としては、公務員や大会社の会社員が挙げられます。逆に安定していないと見られるのは、個人事業主などです。場合によっては、収入が低くなくても職業が原因で審査に落ちることがあります。

年齢・勤続年数

年齢は、30歳くらいから60歳くらいまでが有利であると考えられています。20代の人は、勤続年数が短くなっています。そうなると、年収もそれほど高くはありませんし、今後もその仕事を続けるかどうかわからないという点で、収入が安定していないと見なされることがあります。そういった意味で、勤続年数が短いと不利になるのです。

また、新卒でなく、転職をしたために勤続年数が短い場合はどうなのかと言うと、これもやはり不利になります。今後もその仕事を続けるかどうかを疑問視されるからです。勤続年数は、3年以上であれば審査に有利に働くと考えられています。

年齢が高い場合、ローンの年数によっては退職後も支払いが続く可能性が出て来ます。そのため、利用したい車のローンの金額や年数によっては不利になることがあります。

ただし、年齢が直接の原因となって借り入れができないということは考えにくくなっています。そこで、年齢自体よりも収入に見合った範囲内におさまるように車の値段を考えることが大切です。

勤務形態

勤務形態というのは、正社員か、それとも派遣社員・契約社員か、パートやアルバイトかといった、働き方の事を指します。正社員の場合は、職業や収入に問題がなければ審査に通ることが多いのですが、それ以外の勤務形態だと審査には不利になります。それらの勤務形態の場合、正社員に比べ収入が低くなりがちだからです。

さらに、正社員でない場合、契約の期間が過ぎたら職を失う、パートやアルバイトは離職率が高いなど、雇用が不安定だと考えられます。そのため、いつ職を失う変わらか無いので、収入が途絶える可能性があり、そうなるとローンの返済も滞るかもしれないと判断されることになります。

しかし、正社員以外が車のローンを組めないかというと、そんなことはありません。審査には不利になりますが、安定した収入を得ていれば、ローンの審査に通ることも可能です。

借り入れ履歴

年収のところでも触れましたが、車専用のローンの場合、住宅ローンや教育ローンなど、他のローンを組んでいる場合にはその借り入れ金額も含めて返済能力を判断します。そのため、すでに何らかのローンを組んでいて現在の借り入れが多いと、審査には不利に働きます。

また、キャッシングを利用したことがあると、印象が悪くなります。特に繰り返し利用している場合、今後も借り入れをすることが考えられるため、審査に通りにくくなります。カードローンやフリーローンはもちろんですが、クレジットカードのキャッシング機能も判断材料となります。

これが問題となりそうな場合、キャッシング先との契約を解約することが有効です。また、現在キャッシングしたお金の返済中の場合、完済するまで待ってから車のローン審査を申し込みましょう。

信用情報に関する事故情報

ここでの事故情報とは、車で事故を起こしたという意味での事故情報ではなく、お金の貸し借りに関しての情報である個人の信用情報に、何らかの問題があることを言います。個人信用情報機関という、信用情報を扱っている機関に何らかの問題があることが登録されている場合、ローンの審査には通りにくくなります。

具体的に言えば、これまでに住宅ローンやカードローンなどの何らかのローンの返済が2カ月以上に渡って遅れるという、長期延滞があります。また、法律の定めに従っているとはいえ、任意整理や自己破産をしていて、借金を減額または免除してもらった過去がある場合も個人信用情報機関に登録されています。

それから、携帯電話やクレジットカードなどの支払いができなかったために強制解約された場合も、その情報が残されています。

これらの情報は一定の期間が過ぎれば削除されます。登録される個人信用情報機関によって登録される期間は異なりますが、長期延滞や任意整理、強制解約は長いところで5年、自己破産は長いところで10年で情報が削除されます。これらに覚えがある場合は、その期間を過ぎてからローンを申し込んだ方がいいでしょう。

職業と車のローン審査の関係とは

まず、職業とローンの審査以前に、車のローンの種類自体によっても審査の厳しさには差がありますので、そちらを確認してみましょう。

ローンの種類と審査の厳しさ

車のローンを申し込むと、以上のような項目を元に、ローンの審査が行われます。その中でも審査基準の厳しさには違いがありますので、どこに申し込むかで審査の通りやすさが違います。そこで、審査厳しさについて特徴をまとめると、下記の通りになります。

ディーラーローン 金融機関のローン 損害保険会社のローン フリーローン・カードローン
車専用のローンの中では一番甘い 厳しい 厳しい 車専用ローンにこだわらなければ一番甘い

ローン審査と職業

それでは次に、ローン審査と職業の関係を具体的に見てみましょう。審査項目の中で職業とローンの通りやすさは関係があることを確認しました。それでは、具体的にどのような職業が有利なのか、逆に不利になるのか確認します。

有利な職業

  • 公務員
  • 上場企業の正社員
  • 医師
  • 弁護士

不利な職業

  • 自営業
  • 水商売
  • タクシーやトラックなどの運転手
  • ギャンブル関係
  • 日雇い労働者
  • 新聞の勧誘員

この有利不利というのは何を基準に決まるのかというと、今後も継続して収入を得ることができるかどうかということです。そのため、会社が倒産する可能性が低い上場企業の正社員や、倒産とは関係ない公務員が有利になるというわけです。

また、医師や弁護士、他にも税理士などもそうですが、一般的に収入が高く、さらに離職率が低い職業はローンを組む上で有利です。

公務員は、リストラもありませんし給与面でも安定していますので、収入の安定性という意味ではとても安心な職業と言えるのです。そのため、公務員は車のローンに通りやすいということが言えます。

逆に、不利な職業として挙げたものに共通するのは、収入が安定していないか、収入は多くても離職率が高いということです。例えば自営業は経営が上手く行っていなければ収入が途絶えたり低くなったりすることがありますし、日雇い労働者は雇い先が無ければ収入を得ることができません。

また、水商売は収入は多いですが、離職率がとても高い職場となっています。さらに実名で登録していない場合もあり、本人確認がしにくいこともあります。タクシーやトラックの運転手、ギャンブル関係の例としてパチンコ店員なども、離職率が高い職業となっています。

仕事を辞めると、当然のことながら収入が無くなります。収入がない状態で車のローンの返済ができるとは思えないので、職業によっては不利な状態なるということです。これに、さらに勤務形態も関わってきます。正社員の方が安定して仕事を続けやすいことがわかっているからです。

不利であっても絶対無理ではない

上記のように、職業や勤務形態で車のローン審査に不利になることがあるのは確かです。そして実際に、収入が高くなおかつ正社員なのに、職業が原因で車のローンの審査に落ちたという例もあります。

しかし、不利だとは言っても、そのせいで全ての車のローンに通らないのかと言ったら、そうではありません。絶対に無理ということは無いのです。そこで、ローンの審査に不利な条件を持っている人が、車のローン審査に通りやすくする方法を考えてみましょう。

ローン審査に通りやすくするには

では、車のローン審査に通りやすくなる方法を、具体的に紹介します。

  • 別のローンに申し込む
  • 保証人をつける
  • 頭金を多くする、または購入する車の額を下げてローンの金額を減らす

それでは、それぞれの方法について確認しましょう。

別のローンに申し込む

先ほど、審査についてまとめた部分で述べたように、同じ車のローンではあっても、どのローンを選ぶかで審査の厳しさには違いがあります。

そこで、審査が不安な場合、審査が甘いものに申し込むという方法が使えます。車専用のローンであれば自動車ディーラーのローン、それでも通らなかった場合はフリーローンやカードローンに申し込んでみましょう。

保証人を付ける

通常、車のローンは保証人がいなくても利用できます。しかし、ローンの審査に通らなかった場合は、保証人をつけることによって審査に通る可能性が出て来ます。保証人は、借り入れをした人が返済ができなくなった時代わりに返済をする人です。

そのため、自分一人の信用では借り入れができなかったとしても、その人が保証をしてくれることで審査に通過する可能性が出て来るということです。しかし、自分が返済できない場合はその人にまで迷惑をかけることになってしまいますので、本当にその必要があるのかどうかを考えましょう。

ローンの金額を減らす

審査内容のところでも述べましたが、収入に対して返済ができるであろうと考えられるのは、収入に対して35%程度です。職業や勤務形態が問題となってローン審査に不利になった場合、それよりもさらに低い割合までしか融資を受けられないことがあります。

そこで考えられるのが、ローンの総額を減らすことで審査に通りやすくすることです。そのために考えられるのが、頭金を多くする方法と希望の車の値段を下げることです。頭金を多く用意することができれば、ローンの総額を減らすことができます。しかし、現実問題、それは難しいこともあるでしょう。

そのようなときは、残念ですが自分が希望していたよりも価格が低い車に変えることによって、ローンの総額を減らす方法を考える方法もあります。どうしても車が必要でローンを組むことを考えるのなら、この方法を取ればローンが組める可能性が出て来ます。

自分に合ったローンを選ぼう

これまでの内容から、タイトルとして挙げていた、公務員が車のローンに通りやすいということの意味がお分かりいただけたと思います。それは、公務員という立場の人は、収入が安定していることから来ているものです。

このことから言えるのは、車のローンの審査に通るかどうかは、どれだけ収入が安定していると判断してもらえるかどうかで決まるということです。審査内容についても確認しましたが、その中で不安に思う要素があった場合、金利の低さだけを見て審査が厳しいローンを選ばないようにする必要があります。

金利が低い車のローンは審査が厳しくなっていますし、逆に金利が高いローンの方が審査は甘めになっていることは、各ローンの特徴として言えることです。そのため、車のローンを選ぶ時は、自分に合ったローンを選ぶことで審査に通りやすくすることが大切なのです。

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