ローン審査に通らない原因を探って今すぐ対策
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収入が少なくてもローンは申込めるの?ローン審査が通らない例

ローンの審査を左右するのは返済が行えるだけの収入と思っている利用者が多いですが、実際には収入額だけで審査が行われているわけではありません。

収入の関係で審査に通らない例としては、確かに収入額が少なすぎた場合は無理ですが、それと同時に収入額が大きくても月々の収入の安定性が問われ、収入が不安定な場合も審査に通りません。

また収入は問題なかったとしても、かつてローン返済に問題を起こしてしまったような金融事故の経験がある場合には、信用力が低くくなるためやはり審査には通らない例があります。

そこでこれらを踏まえて、審査通過できるかどうか、申込み前にどのようにチェックすれば良いのか考えてみましょう。決して審査を甘く見てはいけません。

収入だけの問題とは限らない!審査では何が問われるか

ローンの申込みでは誰でも審査通過が心配になるものです。そこで気になるのが自分の収入ではないでしょうか。それはなぜかというと多くの人の場合、審査は収入の大きさで通過が左右されると思っているからです。

しかしローンの審査はそう単純ではありません。まず気にしなければいけないのは申込条件です。この条件を満たしていなければ申込んでも審査の前にお断りされてしまいます。

申込条件を満たしていた場合は審査に入りますが、審査では確かに収入が問題になります。これは返済能力と言う形で評価されますが決して収入の額だけの評価ではありません。

また返済能力と同じ程度に重視されるのが信用力で、収入ばかりあったとしても信用が無ければ審査には通らないのです。

申込条件を満たしていなければ門前払い

ローンを申し込む場合、審査通過を心配しますが、実はその前に心配しておかなければならないことが有ります。それは自分がそのローンを申込むことができるのかという事です。

ローンの説明資料をよく見ると、必ず書いてあるのが申込条件で、要するにここに列挙されている条件を満たさな人は申込みはできませんという事です。

この申込条件はローンそれぞれで違いが有るので、自分が申込む予定のローンを調べてみて下さい。

例えばローンには必ず年齢制限が有ります。下は20歳以上という事でほぼ各ローンで統一されていますが、上は65歳未満であったり、65歳以下であったり、あるいは70歳以下であったりと様々です。

また年金受給者や専業主婦についての取り扱いも、それぞれのローンで違いが有ります。

このため自分が申込みできるのかどうか事前にこの申込条件を必ず調べるようにしましょう。もし、申込条件を満たしていないにもかかわらず申込んでしまうと、審査にも入らず門前払いされるのが落ちです。

審査では返済能力と信用力が問われる

さて申込条件を満たしているとして、次はいよいよ審査という事になります。審査は収入のチェックだけと考えていた人もいるかもしれませんが、決してそんなことはありません。

審査は金融機関毎にそれぞれ審査基準によって行われます。審査基準は非常に詳細で、金融機関のノウハウが詰まっているため、金融機関間であっても共有されるようなことは無く、もちろん公表はされません。

したがって詳細は分かりませんが、確認される大まかな項目は次の3点です。

  • 申込者が本人であること
  • 申込者に返済能力があること
  • 申込者が信用できること

本人に決まっているじゃないかと言われそうですが、審査に通りそうにないと思った人の中には他人を騙って申込みを行う人がたまにいるのです。

もちろんすぐにばれますから、これも審査落ちの例の一つと言って良いかもしれませんね。ただし、これは犯罪ですからもっと立場は悪くなりますが。

本人確認を除くと、主な審査は返済能力と信用力の確認という事になります。このどちらが欠けても審査には落ちるという事です。

クチコミ情報は参考になるのか

ここで少し話が逸れますが、審査に通りやすいと言う話をするときに、よく出てくるのがネット上の口コミ情報で、ここでの審査通過や審査落ちの話から、利用先ローンを決める人がいます。

こういった情報には読み切れないほどのローンが通らなかった例が挙げられていますし、逆にやはり読み切れないほどの通過の話も挙げられています。そこでこれらの話をどのように利用するか考えておきましょう。

まず、知っておいてほしいのはネット上の情報というのは真実だけではないということです。このほか架空の情報、悪意の情報が氾濫しています。

架空の情報というのは、悪意はないのですが悪戯心で面白おかしく作り上げた話、悪意の情報というのはその情報で利用者を惑わせ、自分の利益に誘導するような情報です。

特にローンの話などは利益誘導に持って来いの例ですから、この悪意の情報が蔓延していると考えて間違いありません。

口コミ情報もネット上の情報である以上、そういった事実以外の情報も含まれているという前提で読まなければならない訳です。

したがって、利用するなとは言いませんが、全体的な傾向を見る程度の利用に止め、個々の情報によって自分の意思を決定するような利用法はお勧めできません。

収入は金額と安定性が大切!不安定な場合は要注意

まず返済能力はどのように評価されるのでしょうか。年収だけから判断するとすれば大きいに越したことは有りませんが、審査は年収の大きさだけでは判断されないことが分っています。

ただし年収があまりに小さい場合にはとても返済はできないだろうという判断でやはり審査には落とされます。以前はこれが年収200万円と言われていました。

では返済能力という場合この金額の他に何が必要なのでしょうか。申込条件にも明記されていますが、収入は大きさの他に安定性が極めて重要なのです。毎月いくら入ってくるのかわからないでは返済できるかできないかも分らない訳です。

返済能力の評価はどのように行われるのか

ローンはどのように返済されるのか思い出してみてください。大概のローンは月々少しづつ返済して行く形をとります。つまり月単位で返済が考えられているわけです。

このため金融機関は年収というよりも月々の収入を考えて返済能力の有り無しを判断します。

ローン申し込みの際、年収を申告し、借入希望金額によってはそれを証明する書類を提出します。

金融機関はおそらくこの年収から月々いくらまで返済できるかを計算してそれが返済額を上回っているかどうかで審査の可否を決定しているものと考えられます。もしこれが下回っていれば審査落ちという事になるわけです。

200万円の壁とは

ただし幾ら月単位で判断すると言っても、一定額以下の年収ではそもそも返済して行くのは無理と判断する最低金額と言うのは、各金融機関とも持っていると考えられます。

以前は年収200万円の壁というものが存在し、ローン審査を通過するためには最低限年収が200万円以上ないと難しいと言われていました。

しかし最近では日本の失われた20年の間に進んでしまったデフレの影響で、年収200万円を下回る人というのはそれほど珍しいことではなくなってしまったため、審査のほうも200万円を基準にしずらくなって来ました。

したがって現在では200万円という壁はほとんどの金融機関で撤廃されているものと考えられます。

しかし、壁が無いかと言うとそんなことは無く、もっと低くはなっていますが、各金融機関独自の判断で壁は存在している筈です。

安定収入が返済の可否に影響する

月単位の収入を判断材料にしているという事はどういうことかと言うと、要するに金融機関は月単位に見て収入が安定していることを前提にして融資を行うわけです。

申込条件の必ず安定収入が有る事という項目の意味は月収が安定しているという事です。

したがって、職業・雇用形態によってこの月収の安定性が違うため、審査においても職業・雇用形態によって評価が違い、返済の可否の判断に影響することに繋がり、場合によっては安定性が無いと判断されて審査が通らないことも有ります。

職業・雇用形態による評価の違いは次のようになります。

職業・雇用形態 評価(収入額) 評価(安定性)
会社員(正社員)
会社員(契約社員・派遣社員)
会社員(パート・長期アルバイト)
自営業者
短期アルバイト・水商売 高~低 極低

正社員であれば審査での評価は高いですが、臨時雇用になれば安定性の評価は下がってしまいます。自営業者の場合には月々の収入が保証されませんから安定性の評価はさらに下がります。

短期アルバイトや水商売という事になると安定性の評価はごく低くなってしまい、まず審査に通ることは有りません。

この他、年金受給者や専業主婦という場合にはローンによって扱いが変わるため、申込みできるかどうか予め申込条件により確認して下さい。ただし審査に通ったとしても利用可能額はかなり低くなってしまいます。

金融取引状況も審査の対象になっている!過去が審査に影響する

もし審査に落とされたとしたらどうするでしょう。利用者の多くは慌ててしまって別のローンに申込みをすると思います。

しかし再度申し込んでもまた落とされてしまうでしょう。これは短期間に申込みを繰り返すと信用が失われるからです。

つまりこういった金融取引というのは申込みだけだったとしても記録されてしまいますのです。信用力の審査では、この金融取引の記録である信用情報から利用者が信用できるかどうかの確認を行っています。

この中に短期間に申込みを繰り返しているといった金融機関が嫌う情報が含まれていると審査の評価は下がり、審査に通らなくなってしまうことになるのです。

短期間に申込みを繰り返してはいけない

もしお友達が周囲に片っ端からお金を貸してくれと頼んでいたら、あなたはお金を貸しますか。傍から見れば相当にお金に困っているように見え、貸したら返ってこないだろうと想像が付きます。

ローンの申込みを繰り返すことも、この例と同じで金融機関から見ればそんな人に貸しても返済はしてくれそうにないと思えてしまうでしょう。

このためローンを短期間に何度も申込んだような人は審査に通らない典型的な事例の一つという事になります。これは大部分の金融機関で同じような対応がとられるため申込ブラックと言われています。

ですからもしローン審査に落とされてしまったら、慌てて他のローンを申し込んだとしても、時間の無駄ですから、まずは落ち着いて今後のことを考えることを勧めます。

金融取引内容は記録されている

なぜ他の金融機関へのローン申込みのことを別の金融機関が知っているのか疑問に思う人も少なくないでしょう。しかし金融機関を甘く見てはいけません。

利用者の獲得競争にしのぎを削ってはいても協力するべきことは協力しているのです。銀行、消費者金融など金融各業界は信用情報として過去の金融取引情報を蓄積し加盟各社はこの情報を参照することができるのです。

ですからA銀行のローンを申し込んだことがB銀行でもわかってしまう訳です。

特に金融業界で損失につながるような都合の悪い情報というのは、この各業界で管理されているそれぞれの信用情報間で共有する仕組みが出来上がっている為、銀行から消費者金融に申込先を変えたとしても同じことになってしまいます。

それじゃあ過去の失敗がいつまでたっても記録され一生ローンが借りられないのかと青ざめている人もいるかもしれませんが、実はこれらの情報というのは保管期間がそれぞれ決まっています。

したがってその保管期間を経過すれば、それらの情報は削除されますから、それ以後はローンの審査では少なくともその情報が原因で審査に落とされることは無くなります。

金融機関が嫌う情報とは

ではこの金融機関が嫌う情報というのは短期間に申込みを繰り返すことの他にどのようなものが有るのでしょうか。次の表はそれを示したものです。

金融機関が嫌う情報 保管期間 ブラックの種類
ローンの申込み 6か月を超えない期間 申込ブラック
ローンの延滞 5年 金融ブラック
各種支払いの滞納 5年 金融ブラック
債務整理 10年 金融ブラック

ローンの申込みの他、要するにローンあるいは電気料金や電話料金などの各種支払いが行われないような状態になった時にブラックと呼ばれるようになり審査では落とされることになるのです。

ローンの申込み情報の保管期間の表現は曖昧ですが、最長で6か月という意味で、実際の運用では早い場合は一カ月、概ね3か月程度で消えているようです。

債務整理

債務整理はローンの返済に行き詰り、契約当初の返済条件では返済できず、利用者と金融機関あるいはそれらの代理人、場合によっては裁判所を含めて話し合いで返済条件を変更することを言います。

最悪の場合には裁判所の判断を仰ぎ自己破産して債務を帳消しにしてもらう場合もあります。もちろん社会的信用は無くなることになります。

申込みの前にここをチェック!審査はそう甘くはない

そこでローンを申込む場合には、自分に審査で問題になるようなことが無いか事前にチェックを行いましょう。

まず行わなければならないのは、本当に借入れする必要が有るのかという点です。借りることを考えるよりも借りなく済む方法をまず考えてみましょう。

どうしても借りなければならないのであれば、次にチェックするのは返済能力です。返済能力は説明した通り年収の額だけでは判断できません。月々返済していけることを確かめる方法を考えてみましょう。

また信用力については自分が過去にどういった金融取引を行ってきたかについて調べなければなりません。

最近は審査時間が短縮され簡単に終わるように見えますが、内容は濃く決して審査を甘く見てはいけないのです。

本当に借入れが必要なのかを確認する

ではローン審査に落とされないようにするには事前に何をチェックしておくべきかについて考えていきましょう。

まず考えるべきはローンを借りる事ではなくて、本当にそのお金を借りなければならないのかについて考えることです。

ローンはお金は無いけど何かやりたいことをやるためあるいは買いたいものを買うためか、生活費の不足を補うために借りますが、返済について考えると、返済総額は次の式で表されます。

返済総額 = 借入れ元本 + 利息

つまり返済は借り入れた金額だけではなく、利息分が増えることになります。ですからローンでは必ず損失が出るわけです。借入したお金で商売をしたり投資して儲かるのであれば良いですが、そうでなけれ損をするのです。

ですから、本来は借り入れなどせず、貯蓄をしてから何かを行なったり買ったりするべきですし、生活費が足りなければ節約したり生活レベルを落とすべきなのです。

したがって借り入れを考えるよりも、まずは借り入れしなくて済む方法をよく考えてみることが最も大切だということを忘れないようにして下さい。

返済能力は収支を計算して確認する

いろいろ借りない方法を考えてみたが、どうしても借り入れが必要という事であれば、まずは自分の返済能力を把握することが必要です。

金融機関は年収から、その利用者がどの程度まで月々返済に回せるかをはじき出しますが、自分にはそんなノウハウは有りませんから、直接計算する方法を使います。

まず必要なのは月々の収入と支出を把握することです。収入は給与明細が有るから分るが、支出は分からないという人もいるかもしれませんが、そういう人は借り入れを考える前に自分が何にお金を使っているのか管理すべきです。

収入と支出が分ったら、次の式が成立するか確認して下さい。

収入 - 支出 ≧ ローンの月々の返済額

収入から支出を引いたもの、すなわち収支を計算してそれが月々の返済額以上あれば返済して行ける可能性が有ります。

もしこの式が成立していなければ、返済して行くことは難しいという事になり、銀行の審査をもしすり抜けたとしても、後々返済に行き詰ってしまうという事になりますので、申し込みは見合わせたほうが良いでしょう。

金融事故は起こしていないかを確認する

信用力のチェックとしては、先ほど表に示したような金融事故を、保管期間内に起こしていないかを調べる必要が有ります。

さすがにローンを延滞したり、債務整理をしたという事があれば、大きな問題になっている筈ですから、憶えているでしょうが、各種支払いについては忘れてしまっているかもしれません。

過去に遡って電気料金やガス料金、電話料金、携帯電話料金等の支払いをしっかり行ってきたか調べてみてください。

例えば学生時代にいい加減な生活をして、電気やガス、電話を止められたことは無いでしょうか。携帯電話料金の滞納などよくあるという人も良く見かけます。社会人になってそれでローンが使えないという影響が出て来たりするのです。

ブラック対応業者を利用するよりも大切なことがある

返済能力はあるが、信用に問題が有って審査に落ちてしまうという人向けに、ブラック対応という消費者金融があります。どうしても審査に落とされて借りられないという人には有り難い業者かもしれません。

しかし、こういった業者の利用はあまりお勧めできません。もし自分がブラックというのであれば、まず行う必要が有るのは、なぜブラックになってしまったのかの原因の追究とそれに対する対策の実施です。

これができないうちに、新たな借り入れをしても同じ道を歩む可能性が高いのです。つまりまた同じような理由で返済に窮してしまいかねないという事です。

ブラックの間でもお金が必要なことは有るでしょうが、安易な借り入れはせず、不要不急の支出を抑えて節約で乗り切ってほしいものです。

ここでローン審査が通らない例について纏めておきます。

  • ローン審査に落ちる原因は収入の問題だけとは限らない
  • 審査で問われる収入の要件とは金額の他安定性も重要視される
  • 過去の金融取引で問題が有れば審査は通らない
  • 申込みの前に収入要件や過去の金融取引状況の確認が必要

ローンは申込みの前にチェックを確実に行って、審査で落とされることのないようにして下さい。

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